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スウェーデンのミッドサマーを祝う

日の光を浴びて、自然に寄り添う スウェーデン人にとって、ミッドサマーイヴ(夏至の前日)はクリスマスやイースターと同...
スウェーデンのミッドサマー

日の光を浴びて、自然に寄り添う

スウェーデン人にとって、ミッドサマーイヴ(夏至の前日)はクリスマスやイースターと同じように大切な日です。

一年の中で、一番日照時間の長い日。

北部では日が沈まない、いわゆる「白夜」となり、中部でも数時間しか夜が訪れません。

スウェーデン人の旦那さんの実家がある南西部でも、日の出は早朝4時、日没は夜の22時20分頃なので、明るい時間を思う存分楽しめます。

スウェーデンのミッドサマー

その代わりスウェーデンの冬はとても長いです。

北部では太陽が地平線より上がらず、一日中夜明けという感じなのでずっと薄暗いのでしょう。首都ストックホルムでは、日の出は8時40分頃。なんと午後3時には日が沈みます。

日本に住んでいるとなかなか想像ができない日のサイクルです。

太陽が出ている時間が短い日々を一生懸命想像してみると、長い冬が終わり、太陽が長い時間顔を出すようになった頃に、盛大にミッドサマー(夏至)をお祝いしたくなる気持ちが本当によくわかります。

スウェーデンのミッドサマー
©️Per Bifrost/imagebank.sweden.se

花の冠が舞う Midsummer Eve

スウェーデン人は自然と調和した生活を尊重します。

ミッドサマーはそのライフスタイルを一番よく表しているイベントだと思います。

長い冬が終わり、花が咲き始め、緑が生き生きとして来る夏至の日、スウェーデン人は朝から野花を摘みに森へ行き、花冠を作ります。

そして象徴的な木の柱を白樺の葉で覆い、さらに季節の野花や花のリースで木を思い思いに飾ります。

木の柱は Majstång(マイストン)と呼ばれ、他のヨーロッパ諸国の Maypole(メイポール)と似ています。

スウェーデンのミッドサマー
©️Werner Nystrand/Folio/imagebank.sweden.se

雨でも、夏の到来を楽しくお祝い

スウェーデンのミッドサマーのイベントは、ダーラナ地方の Leksand(レクサンド)で催されるものが有名です。

民族衣装を身に纏った人々が、マイストンを囲んで歌をうたったりダンスをします。

写真の天気は雨ですが、ミッドサマーが雨で寒いというのはよくある話らしいです。

それでもスウェーデン人は夏の到来を楽しくお祝いするのです!

スウェーデンのいちご
Plockade jordgubbar i sverige

ミッドサマーのフィーカは甘い苺

ミッドサマーの気になる Fika(フィーカ)は摘みたてのいちご。

スウェーデンでは夏に苺を収穫します。

日本のようにハウス栽培をしていないので、広いいちご畑でピッキングできます。一度、夏の爽やかな青空のもと苺摘みしましたが、30分ほどで2人合わせて大体バケツ2杯分位(約2kg)を摘みました!

いちご畑はあたり一面いい匂いがして、とっても幸福な気持ちになります。

甘いペストリーが大好きなスウェーデン人が、ミッドサマーのトラディショナルなデザートに旬の苺をセレクトしているのも、自然を大切にしている様子がわかるお話かなとふと思いました。

そういえばミッドサマーの食事に新ジャガが必ず出てくるのも、自然の恵みに感謝をして旬のものを大切にする習慣かも。

スウェーデンのミッドサマー
©️Doris Beling/Folio/imagebank.sweden.se

Seven kinds of Flowers

スウェーデンのミッドサマーについて、もう一つ可愛らしい物語があります。

ミッドサマーイヴの夜に7種類の花を摘んで枕元に置いて眠ると、将来結婚する相手の夢を見られるという言い伝えです。

昨日の夜にスウェーデン人の少女がお花を置いて眠ったのかなと思うと、とても微笑ましく思います。

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お知らせ

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    2024年2月4日

    Fikahuset(フィーカフセット)は、2月5日(月)にリニューアルオープンしました。 みなさまの温かなサポートのおかげです。本当に感謝しております。

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    いつも Fikahuset(フィーカフセット)をご愛顧いただきまことにありがとうございます。今年も感謝の気持ちをこめて、2023年の売り上げの一部をスウェーデンの自然保護団体である Naturskyddsförenningen に寄付しました。

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    Fikahuset(フィーカフセット)は、無事に今夏スウェーデンに引っ越しをすることができました! 2023年の秋頃にリニューアルオープン予定でしたが、準備に時間がかかってしまい、もう少しお時間をいただきます。

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