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スウェーデン人にとって大切なスパイス、カルダモン

カルダモンの香り カルダモンの香りって、日本人にとってはあまり馴染みのない異国の香りですが、スウェーデン人にとって...
スウェーデンのカルダモンクッキー

カルダモンの香り

カルダモンの香りって、日本人にとってはあまり馴染みのない異国の香りですが、スウェーデン人にとってはなくてはならないスパイス。

レモンのような、花のような清涼感のある芳香、そしてピリッとしたスモーキーさとほろ苦さを持ちつつも、フルーティーでまろやかな味。

スウェーデンのシナモンバンズの生地には、実はカルダモンが一緒に練りこまれています。

2月にのみ販売される伝統的なお菓子「セムラ」のパン生地にも入っていて、程よいアクセントに。カルダモンのケーキやペストリーもよく見かけます。

スウェーデンでは、スイーツとカルダモンは切っても切り離せない関係です。

スウェーデンのカルダモン
Hel kardemumma

カルダモンについて

カルダモンは、ショウガ科の多年草。実がまだ緑色なうちに収穫して乾燥させます。

南インドの Cardamon Hills と呼ばれる熱帯雨林地帯で自生していたようです。

現在は、インド、スリランカの他に、タンザニア、ベトナム、パプアニューギニア、グアテマラがメインの輸出国となっています。

カルダモンは2000年もの間インドで使われていましたが、12世紀頃にヨーロッパの記録にも登場。

当時のキャラバンルートを辿ってヨーロッパに到着し、さらにバイキング(スウェーデンやノルウェーなどにいた海賊)が Constantinople(現在のイスタンブール)からスカンジナビア半島にカルダモンをもたらしました。

スカンジナビアの文化がバイキングの影響を色濃く受けていることがよくわかるストーリーのひとつです。

スウェーデンのカルダモン

スパイスは挽いてパウダーに

スパイスは、大理石でできたすり鉢で挽いてパウダーにするのがおすすめ。

既にパウダーのものと挽きたてのものとは香りが全然違うので、ぜひ試してみてください。

すり鉢はスウェーデンの家庭でよく見かけるキッチンアイテムです。

我が家で活用しているこのすり鉢は IKEA で購入したもの。

とても重量感のあるものですが(おそらく5kg以上あるのでは)、使いやすくていろいろなスパイスをパウダーにしたくなります。

スウェーデンのカルダモン
Kardemummadrömmar

夢のようにとろける、カルダモンクッキー

今日はカルダモンクッキー(Kardemummadrömmar)を焼きました。

Drömmar はスウェーデン語で「夢」の意味。夢のように口の中でとろけるクッキーです。

本当に口の中に入れると、しっとりほろほろクッキーがとろけていって、とてもおいしいです。

我が家ではスウェーデンのお菓子をよく作りますが、スウェーデンのレシピを見ると、とにかくバターと砂糖の量がいっぱいで驚きます。バター200gに砂糖200g なんてレシピはよくあります。

日本では、バターと砂糖を使わないヘルシーなお菓子の本も多く発売されて人気がありますが、スウェーデンのお菓子はそんな健康志向とは無縁です。

スウェーデンのカルダモンクッキー
Kardemummadrömmar

けれども、バターと砂糖の焼ける香ばしい匂いや、バターたっぷりリッチな味には何とも言えない満足感、そして至福感があります。

食べる数を減らして、たまには甘~いスウェーデンのお菓子を楽しむのもいいのかなと思います。

今回のレシピは、スウェーデンの大きなスーパー ICA のレシピを参考にしました。

スウェーデンらしいカラフルな色使い&家庭っぽい温かなイメージ写真が多いので、見ているだけで楽しくなります。

 

Kardemummadrömmar のレシピへ

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